SB2 ギャレー、やっと全ての部材が揃いました

ぼちぼち進めてきたギャレー、やっと全ての部材の準備が出来ました。

天板までは終わっていたので次は縁板、天板上に置いたものの落下防止と天板に使ったベニヤ板の木口を隠す二つの目的で取り付けます。

使う縁板の材料は10年近く前に実家から持ち帰って眠っていた樫板、今となっては何をするために持ち帰ったのか思い出せませんがやっと出番です。

さすがに長い年月で白化が進んでいましたがこれをテーブルソーで縁板のサイズに切り分けて鉋を掛けたら綺麗な虎模様の木目が出て来ました。

これを天板周囲に取り付けました。

コンロ用ジンバルの後ろ側には簡単な収納スペースを作り、その上には取り外しできる天板を拵えました。こうやっておかないと物の出し入れがやり辛くなってしまいますからね。

ヒンジの使用も考えたんですが取り外しの方が何かと便利かもということでこちらに決定。

使ってみてヒンジの方が良さそうだったらいつでも変更できますから悪い選択では無いはずです。

ただ置いておくだけだと船が揺れた時に滑り落ちるのでストッパーを天板裏に取り付け支えの方には溝を掘って有ります。

最後はコンロ用ジンバルの受けを縁板の残りで製作、軸受け部には鍋落下防止に使ったステンレスパイプを埋め込みました。

（写真では判りやすくするために外にはみ出していますが実際には板の中に納まります）

ピボット軸がM8のボルトなのでネジ山で木材が削られてしまうのを防ぐためです。

ステンレスパイプの内径が8.5ｍｍなので丁度いい具合です。

仮にコンロ用ジンバルをぶら下げてみまたのが上から2番目の写真です。

縁板などはまだ角の面取りなどが残っていますがこれでやっと全部の部材が揃い何とか年内には仕上げれる目途が立ちました。

これらの部材は一旦ばらして角の面取りなどを行い塗装作業に移ります。

山登りで言えば7合目まで登った感じですかね、取り敢えず一段落、お疲れさまということで１杯。