SB2 パサージュ琴海往復とセイルカバー所要時間計測、搭載工具棚卸

一昨日も船を出したので今日はおとなしくしているつもりでしたが朝から日差しが入っていい天気、天気予報の風具合も良さそうだし、明日から日曜までは用事が入ってるし、先の方の予報を見ると天気が崩れそうだし、と沢山理由を並べて急遽船を出すことにしました。

嫁さんに「船を出す」というと「え、おとといも出たじゃない、ま、行くんだったらサンドイッチ作ってあげる」との反応、私「晴航雨読」だねと返すと嫁さん「ちょっと使い方が違うんじゃない？」私「違うよ、たがやすの耕じゃなくって航海の航だよ」嫁さん「あらそうなんだ、なかなかいいね、納得」という会話が続いた後にサンドイッチを作ってくれました。
JTさん「晴航雨読」使わせてもらっています。

港でいつものようにジブセイルをセットして（まだ上げていません）出港、今日はメインセイルはセットされた状態なので赤灯台を通り越して沖に出た所でセイルカバーを取外し帆を上げました。

セイルカバーを取り外すところから帆走可能な状態にするまで約15分程度かかりました。

さてどこに行きましょうということで今日はパサージュ琴海（海に面したゴルフ場です）の沖まで行ってみることにしました。

行きは弁当をぱくつきながらのクローズホールド（斜め前からの風）、風もあまり無いので3ノットほどの走りです。

今日のお弁当はソーセージサンドイッチ、嫁さんに感謝です。

そうこうするうちにパサージュ琴海前まで到着、ゴルフはやらないんですがここには桟橋も準備されているので船で食事に来るのも面白いかもしれませんね。

パサージュ琴海桟橋

パサージュ琴海クラブハウス

この後もう少し走って形上湾入口まで来たところで反転、帰路につきました。
帰りはクオーターリー（斜め後ろからの風）での走り、この頃は少し風が強くなってきて4.5ノット近辺で快走、真っすぐ赤灯台の中まで帰りました。

いつものようにここで帆を下しますがやってみたかったのはセイルカバーを掛けるのに要する時間の計測。

メインセイルとガフ（上側の帆桁）がレイジージャックに収まった所から計測開始、バンジーコードでセイルをまとめ、セイルカバー４枚を掛け終わったところでストップウォッチを止めると25分弱。　結構時間が掛かりますね。

ついでに今掛けたセイルカバーを取り外すしてセイルを上げる直前までの必要な時間も測ってみると約６分、

今度は帆を下したばかりの状態にしたところからブームから取り外して袋に仕舞い終わるまでの時間を計測、これは６分強。

もう一つついでにジブセイルとジブシート（ロープのこと）２セットを袋に入れるまでの時間も測ってみましたがこれは10分足らず。

セイルカバーの取り付けと取外しは結構大急ぎでやったつもりでしたが結構時間がかかってしまいました。

今回メインセイルを袋から出してセットするまでの時間は測っていませんが最近手馴れてきましたから10分程度ではやってるんじゃないでしょうか。

こうやって見るとセイルカバーを使う意味が無いように思えてきました。　セットと片付けの時間短縮が目的だったのにセットは数分の時間短縮は出来るものの片付けはかえって時間が掛かるという結果になってしまいました。

慣れれば早くなるのかもしれませんが25分を６分まで縮めるのは不可能でしょうね。

と言うことで金と手間暇かけて作ったセイルカバーですがこのままお蔵入りになりそうです。
レイジージャックの方はどこかに寄港するときなどちょっとセイルを下したいときには役に立ちそうなのでこのまま残しておくことにします。

今日もう一つやりたかったのが船に載せている工具の棚卸、新しくラチェットレンチセット、コンビネーションレンチセット、ペンチセットを購入したので全部を並べて何があるか確認してみました。

重複しているものもありますがこれだけあれば海の上での応急修理には何とか対応できるでしょう。　パイプレンチは家ではあまり使う機会が無いので船に搭載しておくようにしました。

ドライバーが少し貧弱なのでもう少しちゃんとしたものを加えることにします。

もし、これも準備しておいた方がいいよというものがあればコメントお願いします。

工具だけでなく応急修理に必要と思われるパーツと資材も準備しておかなきゃいけませんが何を準備しておけばいいのかリストを作ってみたいと思います。

今日は気持ちよく走れたし、セイルカバーの確認も出来たし、いつかやらなきゃと思っていた搭載工具の棚卸も出来たしで満足できる１日となりました。
ま、セイルカバーが時間短縮にはあまり役に立たないというのはちょっとがっかりでしたけどね。

＜追記＞

今日は真っすぐ行って真っすぐ帰っただけのコースでした。